20代から投資と運用で幸せを目指すブログ

貧乏学生の経験から、幸せなお金持ちを目指す20代のサラリーマン。 金融とITの仕事を主にしてます。タコ焼きが大好きな関西人。猫に嫌われることが特技です。

消えた7.9兆円!?日本の年金は本当に消えているのか調べてみた。

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「評価損が出ると、ここぞとばかりに叩き出す」

 

 

国民年金と消えた年金

 

日本には国民年金制度があります。

この国民年金は各国民の所得から積み立てられておりまして、

積み立てられたお金については、

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)により

資産運用がされております。

 

ところで近年、マイナス金利の導入もあったように、

経済の衰退を防ぐために国策としてインフレを推し進めております。

従来、年金の様に貯蓄系の保険というものは、

長期国債の複利効果により、安定的な資産形成を行ってきておりました。

 

しかし先の施策により、もはや国債のほったらかし運用では、

資産を増加させることができなくなりました。

そのため現在では年金積立金の一部を、株式や外債などにより、

リスクを取った資産運用を行っております。

 

さて、2年前くらいに大きな話題となりましたが、

2015年7月~9月の年金積立金管理運用独立行政法人による年金の運用実績が、

アベノミクスの開始以来マイナスとなりました。

そのときの損失額は約7.9兆円です。

 

この大々的な報道により、

国民年金への不信感が大きくなった方々は多かったと思います。

 

確かに、年金が溶けたという事実はあります。

しかし、継続的に運用損ばかりを出し続けているのだろうか?

年金積立金管理運用独立行政法人は、そこまで運用がド下手な訳があるまい、

という疑問から実際に調べてみると、

やはり人の金で遊んでいる訳でもないことが分かりました。

 

年金積立金管理運用独立行政法人の運用資産構成割合

 

まず、資産構成は下記の通りです。

約4~5割が株式で、1割強が外国債券となっております。

国内債券比率は3割強しかありません。

安全性も考慮しつつもやや攻めてるかな、と感じますが、

理想的な分散投資がされている様に思われます。

これだけ見ると、年の利回りは5%前後は見込めそうですけどね。

 

 

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年金積立金管理運用独立行政法人の運用実績

 

運用実績は以下の通りです。

 

グラフ

 

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運用損としてマイナスが出ている年もありますが、

アベノミクスの恩恵もあり現状はプラス益となっております。

長期投資で機動的売買をできないためか、通期収益率は2.89%と少し残念かな程度。

 

 

まぁ、少子高齢化の影響もありますし、人件費などの経費に充てられたりもするので、

実際に得られた収益が僕らにどの程度還元されるかは不明ですけどね!

 

国民の年金制度は積極活用していくべきかの議論

 

それでも事実としては年金は消えておらず、増えているということが分かりました。

また、個人レベルで見ても年金系は税金の控除制度が充実しているので、

実際の運用益に加えて、税金の控除益も得られます。

 

そう考えると、個人の安定した資産運用先として国民年金制度を利用するというのは、

賢い選択肢のうちの一つであるかもしれませんね。

 

 

【参考・引用資料元】

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)HPより

http://www.gpif.go.jp/operation/archive.html

 

 

☆☆ まとめ ☆☆

 

年金は消えてなかった模様